えっ!お豆腐で髪の毛、出来るの!?

日本人の一本の髪の太さは0.08mm、東洋系の黄色人種の場合、欧米の白色人種よりも毛髪の一本一本は太いですが本数は少ないです。勿論、同じ日本人同士でも本数も太さも個人差がありますが生えて来る本数は生まれながらに決まっています。

 

人にも寿命がある様に髪の毛一本、一本にも寿命があります。一本の毛髪が生え始めて抜けてしまうまでの期間をヘアサイクル(毛周期)と言います。

男性で3〜5年女性で4〜6年です。

 

     f:id:Satoyuki:20190920233410j:image  f:id:Satoyuki:20190920234227j:image                                

ヘアサイクルは毛髪が伸びる成長期、毛乳頭が活動を停止する退化期、毛髪が頭皮に止まっているだけの休止期、毛乳頭が活動を始め新しい毛髪の成長が開始され古い毛髪が抜け落ちてしまう発生期の4つの期間に別れます。

 

平均、一日に50〜60本の抜け毛は何も心配いりません(これは自然な脱毛です)

抜け落ちた毛の根本がマッチ棒の様な形をしていれば大丈夫で自然な脱毛と言えます。しかし、根本が先細りになりマッチ棒の様な膨らみが無い場合は頭皮、毛根のコンディションが何かのせいにより良くない状態になっていると推測できます。

 

毛根の異常や様々な病気が元で脱毛が起きてしまう場合があります。

 

病的脱毛

円形脱毛

脱毛した毛の根元の方の形は細っている(マッチ棒の様な膨らみが無い)

原因はアレルギー、ストレス、自立神経障害、アトピー等が原因で起きる。

 

以前、20代のお嬢様が円形脱毛症になられた事がありました。子供の頃から爪を噛む癖が有りお母様から厳しく注意を受け、ひたすら我慢して噛まない様にしていました。

それがストレスになった様で脱毛、お母様が「脱毛するくらいなら、もう爪を噛んでも良いから!」とお許しが出て暫くすると綺麗に髪は生えそろっていました。

 

 

3年程前から脱毛が始まり以前は更に範囲が広がっていたが最近は徐々に範囲が狭くなって快方に向かっているお客様のW様

 

                              f:id:Satoyuki:20190922205247j:image    

 

全身疾患性脱毛

高熱が長期的に続いた時、消化器に潰瘍が出来た時に起こる急性的な脱毛。肝硬変、糖尿病などでは慢性的に起きる。

内分泌疾患性脱毛

甲状腺機能低下、脳下垂体機能低下により慢性的に起きる。

 

毛根の異常による脱毛

老人性脱毛

主に50歳以上の男性に見られ頭皮の硬化に伴い前頭部から後退してゆく老化ゆえの脱毛

男性型脱毛

若年(20代後半)の男性に起きる脱毛、過剰な活性型男性ホルモンの影響でヘアサイクルが短くなる事により起きる。

脂漏性脱毛

特徴としては毛髪は細く柔らかくベタつき頭皮は脂っぽく次第に薄くまばらになる。男性ホルモンにより皮脂が過剰に分泌され毛穴が詰まる事で脱毛する。

 

外因的脱毛

ダイエット性脱毛

ダイエットする事によりタンパク質、脂質の不足の為、頭皮の乾燥により起こる。

内服薬剤脱毛

病気の治療の為、抗がん剤などの投薬により起こる。

 

機械的脱毛

トリコロチロマニー

精神的、欲求不満等の心因的因子やウツ病などの精神疾患によって自身で毛髪をプチプチと抜いてしまう事による脱色

 

薄毛は遺伝的な要素が強いものと言われていますが、そればかりでは無く頭皮の不潔ストレス等、髪の健全な生成と成長を妨げている原因は多くあります。何らかの外的、内的要因によりヘアサイクルが短くなってる。本来は5年は抜けないはずの毛が3年で抜けてしまい最終的には産毛みたいな毛しか生えて来ず数ヶ月で抜けてしまいます。

この様に本来の寿命を全う出来ずヘアサイクルがドンドン短くなり、すぐに休止期が来てしまうという事になります。

きちんとした頭皮のお手入れや食生活を見直したりする事でヘアサイクルの短期間化を防ぐ事が可能になります。

 

毛髪や皮膚を始め私達の体の多くはタンパク質で出来ています。タンパク質はアミノ酸から作られ私達は毎日の食事で卵、牛乳、大豆製品、肉類などのタンパク質を摂取しています。胃腸で分解し腸壁から骨髄へと送られたタンパク質を材料として血液が作られます。そして体の各所へと血液が運ばれ、細胞に働きかけて毛髪や皮膚を日々製造しているのです。

 

一本一本の髪は一日に0.4mm伸びると言われいます。ですから日々、良質なタンパク質を摂取する必要が有ります。どんなに代謝の盛んな若い方であってもタンパク質不足になると正常な毛髪、皮膚の代謝が衰え始め健全な毛髪や皮膚は作れなくなってしまいます。

 

毛髪の健全な成長を妨げる原因は栄養障害の他に血行障害、内分泌障害、と頭皮•毛嚢の炎症などです。逆にこの様な毛髪の健全な育成を妨げる原因を取り除けば毛髪は自然に生えてきます。毛髪が生える為の良い環境を整える事が大切です。

具体的に言うと

1 良質なタンパク質、ビタミン、ミネラル等の    栄養素をバランス良く摂取する。

2 脂肪の取り過ぎに注意する。

3 無理な食事制限などの極端なダイエットはしない。

4 ストレスを溜めずクヨクヨしない。

5 良く眠り規則正しい生活をする。

6 脂性の頭皮の人は、まめにシャンプーをする。

7 シャンプーする時は頭皮を揉みほぐす様にマッサージする。

 

この様なことを日々、心掛けて生活するならば徐々に改善されていきます。